JCB、TBT Lab、和洋九段女子中学校高等学校と「メタスクール体験プロジェクト」を開始

JCBのプレスリリース

株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:浜川 一郎 以下 JCB)は、ゲームクリエイターとしてグローバルに実績を持ち、JP GAMESのファウンダーでデジタル庁Web3.0研究会外部有識者を務める田畑 端氏が率いるTBT Lab株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 田畑 端)、東京都内で125年を超える歴史を有する中高一貫教育の和洋九段女子中学校高等学校(所在:東京都千代田区、校長:中込 真)と共同で、生徒とのディスカッションを通じて学校向けメタバースの構築を行う取り組み「メタスクール体験プロジェクト」を開始しました。

  • 「メタスクール体験プロジェクト」とは

生徒主体でのディスカッションを通じ、学校におけるコンテンツを用いたメタバース空間の構築を進めます。

2023年度の活動は以下を予定しております。

①修学旅行や体験学習・留学での経験を「PEGASUS WORLD KIT」(※1)を用いメタバース空間に構築、アーカイブとして保存

②本取組を9月開催の文化祭にてコンテンツ紹介

など

(イメージ)学生の撮影した画像を用いメタバース空間を生成

  • 本件検討背景

企業や行政機関において仮想領域を活用したDX需要が急速に高まる中、教育分野でも、ゲーミフィケーション、AI、ICTなど様々なテクノロジーやサービスを統合した、学校教育向けメタバースの必要性が増しております。

今回は、新たな学校教育ツールとして、生徒とのディスカッションを通じて生徒たちに最適化された、メタバースを活用したモデルの構築を目指しております。生徒たちの価値観に沿って学習を進められるよう、ゲーミフィケーションの要素を取り入れたモデルの検討しており、ゲームクリエイターとしてグローバルに実績を持つ田畑 端氏の「ゲームの力で日本をアップデートする」というコンセプトに基づき、ゲーミングテクノロジーとRPGのコンセプト活用を想定しております。

  • 今後について

2023年度の活動を通じて得た経験・成果をもとに2024年度以降も「メタスクール」の構築を共同で進め、ゲーム・VRベースの授業ツールとコミュニケーションツールを統合した学校教育向けの新たなインターフェースの構築や、AIによるアドバイス機能&個人用ダッシュボード機能の提供を目指します。

■具体的な検討計画(現時点)

・メタバース空間での疑似体験学習

・和洋九段女子中学校高等学校の特色・強みであるProblem Based Learning(PBL)授業でのディスカッション結果をメタバース上に構築できる「UX授業コンテンツ」

・18歳成人を控えた中高生向けに、メタバース空間ならではの「仮想現実」を生かし契約行為や決済などの成功/失敗体験を安全に経験できるツール

  

(※1)PEGASUS WORLD KIT(PWK)とは

PWKは、TBT LabグループであるJP GAMES株式会社の技術です。事業者向けのメタバースサービスやゲームサービスの制作を行う、エンターテインメント性と体験性の構築に優れたツールです。ゲームイベントを作成できる「RPGエディター」、写真からメタバースを簡単に作れる「RIV Technology」など、ユーザーの拡張性に優れた機能を有しています。

プレスリリースの詳細はこちら

https://prtimes.jp/a/?f=d11361-790-af7add5c1aa3e383567723d3b84d9a26.pdf