アニコム ホールディングス株式会社のプレスリリース
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本プロジェクトの経緯
トルコ南東部とシリアの国境付近で2023年2月6日未明(現地時間)に発生した大地震やその余震により、トルコ南部とシリア北部において多くの建物が倒壊し、両国での死者数は5万人以上にのぼりました。また人間だけではなく、多くのどうぶつたちが建物の下敷きになったり飼い主と離れ離れになったりと、深刻な被害を受けています。
地震の知らせを受け、当社では現地の方々とどうぶつたちに対して少しでも力になれればという想いから、本プロジェクトを開始しました。
本プロジェクトを通じ、皆さまから寄せられた寄付金と、アニコムグループからの寄付金を合わせた6,858,845円をIFAWへ寄付し、地震により被災したどうぶつたちや飼い主の皆さまのために役立てていただくようお伝えしました。ご協力いただいたすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。
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寄付金の使途について
地震発生直後から、現地の動物愛護団体らが被災したどうぶつや飼い主に対する救護活動を開始しました。しかし、愛護団体自身も地震の被害を受けており、現地で円滑に救護活動を行うための緊急的な支援が必要な状態でした。
そのため当社では、可能な限り早い段階から現地の団体の救護活動を支援できるよう、IFAWと連携。本プロジェクトによる寄付金の一部は、すでにトルコの動物愛護団体「Angels Farm Sanctuary」に対する支援に活用されています。
「Angels Farm Sanctuary」では寄付金を活用し、被災地から救出したどうぶつをシェルターに移送したり、新たに購入したトラックでフードの入手が困難な飼い主に物資を届けたりするなどして、被災したどうぶつたちの支援を継続しています。
また残りの寄付金は、地震後に保護されたおよそ1,700頭のどうぶつたちのフードや獣医療、医薬品の提供の他、収容数の増加に対応するためのシェルター増設費などに使われる予定です。
今回の地震の犠牲となられた方々とどうぶつたちのご冥福と、現地の一日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。当社では、今後もすべてのどうぶつとその飼い主が安心して笑顔で暮らせる社会の構築に貢献すべく、尽力してまいります。