株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループのプレスリリース
(本プレスリリースは、株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループおよび三菱商事株式会社の連名による発表です。)
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1.本提携の背景・目的
技術の進化や規制の整備により、小売やインフラ、自治体サービスといった様々な領域においてリアルとデジタルの融合が進んでおります。タクシーやホテルなどのサービス利用時には予約から決済までスマホアプリによって一気通貫で完了するなど、非金融事業者にとって埋込型金融(※)を活用した利便性の高いサービスを提供することはビジネスを推進するうえで重要になりつつあります。一方で、生活者にとってより利便性の高いシームレスなサービスを提供するには、埋込型金融等を活用して、より低コストに、柔軟なサービス設計・構築を行うことも求められております。
きらぼしFGと三菱商事は、自社サービスの魅力向上を目指す事業パートナーと協業し、きらぼしFGが有するデジタル金融事業における知見・サービスと、三菱商事が有する実業知見・ネットワークを組み合わせることで、既存サービスに金融機能を埋め込むだけでなく、生活者に非金融・金融が一体となったより良い顧客体験をご提供することを目的とし、埋込型金融分野を中心とした共同事業化を目指した本業務提携に至りました。
また、本業務提携により、地域に根差した顧客基盤を持つ事業会社等の埋込型金融サービスの構築を中心にDX推進等を支援することで、事業パートナーの更なる成長を支援するとともに、地域の生活者の利便性を高め、地域経済活性化にも貢献することを目指します。
※埋込型金融
非金融事業者が提供する自社のサービスに、決済・融資・送金・運用などの金融機能を組み込んで提供する仕組み。きらぼしFGと三菱商事では、このような非金融事業者がエンドユーザー向けに埋込型金融を備えたサービスを提供することを埋込型金融サービスと定義しております。
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2.両社の役割
【きらぼしFG】
デジタル戦略の核である株式会社UI銀行及びきらぼしテック株式会社を中心に、グループが有する自由度が高く高機能なデジタル金融サービス基盤を活用することで事業パートナーへ埋込型金融機能を提供いたします。
【三菱商事】
事業経営知見を活用し、より利便性の高い埋込型金融サービスの設計を支援致します。また、産業界・地方自治体とのネットワークにより、事業パートナー拡大を目指してまいります。
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3.会社概要
株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ
本社所在地:東京都港区南青山三丁目10番43号
代表者:渡邊 壽信
設立:2014年10月1日
事業内容:「金融にも強い総合サービス業」を将来像に掲げ、デジタルバンクを含む銀行を中心に、証券、リース、コンサルティング、FinTech、広告企画制作など、グループ全21社の総合力を活用した幅広いサービスを提供しています。
きらぼしFGは、「お客さまの新しい価値を創造する東京発プラットフォーマーとなる」ことを中期経営計画のビジョンに掲げ、お客さまの様々なニーズをつなげ新たな価値創造や社会的課題解決に貢献するため、当社グループのデジタル戦略の核である株式会社UI銀行及びきらぼしテック株式会社を中心に、デジタルを起点としたプラットフォームの構築に取り組んでおります。 |
三菱商事株式会社
本社所在地:東京都千代田区丸の内二丁目3番1号
代表者:中西 勝也
創立:1954年7月1日(設立1950年4月1日)
事業内容:天然ガス、総合素材、石油・化学ソリューション、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10グループに産業DX部門、次世代エネルギー部門を加えた体制で、幅広い産業を事業領域として多角的なビジネスを展開しています。
三菱商事は、『中期経営戦略2024 MC Shared Value(共創価値)の創出』において、DXとEXの一体推進による地域創生を掲げ、地域に根差した都市ポータル、次世代インフラ、ヘルスケアサービス、金融サービス等の機能提供を自治体との総合的な協業により実現し、魅力的な街づくりに取り組んでおります。 |