三井住友海上プライマリー生命保険株式会社とAPI連携を開始、みんなの銀行初となる更新系APIの外部提供

今般、プライマリー生命に提供するAPIは、更新系APIの「口座振替（Payments）」と参照系APIの「本人確認済情報提供（Identity Assurance）」の2種類で、更新系APIの外部提供は今回が初となります。これらを活用することで、AHARAでは「お客さまにご負担いただく費用を低く抑え、運用成果が追求できる商品設計」「スマートフォンによるフリクションレス（*1）な保険申込み」を実現することが可能となりました。

 なお、これらのAPIは保険サービス以外での活用も視野に設計されており、他の事業者の方々にもご利用いただくことが可能です。みんなの銀行ではBaaS事業の更なる進展に向けて、提供するAPIの拡充とアライアンスの拡大を推進してまいります。
  *1：保険申込みにおいてフリクションレス（摩擦や抵抗がない）とは、操作の一連の流れを分断するような手続き中の各種書類の取寄せ・提出等もなくスムーズに完結できることをいいます。
  
  【参考】2023.3.31｜三井住友海上プライマリー生命、みんなの銀行とのＡＰＩ連携による資産形成・運用型の生命保険商品『ＡＨＡＲＡ（アハラ）』を開発
  https://corporate.minna-no-ginko.com/information/corporate/2023/03/31/318/
   

• プライマリー生命へのAPI提供について

今回、プライマリー生命に提供するAPIは以下の2種類（更新系／参照系）となります。

なお、AHARAにおける保険料の支払いにはみんなの銀行の普通預金口座が必要です。既に、みんなの銀行口座をお持ちのお客さまは、口座開設を行うことなく申込が可能です。

  三井住友海上プライマリー生命保険株式会社について

• 【参考】外部提供を開始するAPI

1. 【更新系】 口座振替 （Payments）
  ＜A2A（Account to Account）決済のイメージ＞

  ＜A2A決済の特徴＞
  • 口座振替APIにより直接みんなの銀行口座からの引落しが可能となるため、クレジットカードやBNPLサービスの決済のように、収納代行企業等が間に入らず、また、外部の決済ネットワークを介さないことから、提携事業者は、コストメリットを享受することができます。
  • 原則翌営業日に決済金を提携事業者へ送金します（入金サイクルの短縮）。
  
  ＜AHARAでの活用＞
  • 毎月の定期的な積立保険料の引落し
  • スマートフォンによる操作で積立保険料を引落し（都度） → 中間事業者を介さないことでコストメリットのある決済スキームを構築
  
  2.【参照系】 本人確認済情報提供 （Identity Assurance）
  ＜利用イメージ＞

  ＜取引時確認サポートサービスの特徴＞
  • 犯罪収益移転防止法（以下、「犯収法」）に定める保険契約の申込等の「特定取引」にあたり、提携事業者が利用者の本人確認書類をアプリでアップロードする等により直接取得することなく、みんなの銀行の本人確認済情報提供APIで得られる情報を用いて、提携事業者が取引時確認を行うものです。これにより、犯収法における取引時確認のデジタル完結を新たな形態でサポートすることが可能になります。
  
  ＜AHARAでの活用＞
  • 保険申込み時の契約者の本人確認（取引時確認）

  【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
  株式会社みんなの銀行 広報担当：今村・市原・中原
  TEL：092-791-9231 E-mail: pr@minna-no-ginko.com