一般社団法人AgVenture Labのプレスリリース
AGRITECH BRIDGE 2023は、農業・食の分野にてタイ・日本の両国において課題となる分野を中心に、同分野への先進的かつサステナブルなソリューションを持つ日本発スタートアップ企業がバンコクを訪れ、タイ現地における事業連携を通じて新たな事業創出を目指す、アグリ・フードテック分野で両国の懸け橋となる初の取組みです。
当イベントでは、日本のスタートアップ8社が登壇したほか、日本の食の魅力を訴求するため、株式会社魚力がタイ現地に設立した合弁会社CP-Uoriki Co., Ltdの協力により、日本産鮮魚の寿司も提供されました。
カシコン銀行・農林中央金庫・AgVenture Labは、こうした取組みを通じ、農業・食の分野での両国のサステナブルな交流・ビジネスの発展を今後も目指して参ります。
<今回AGRITECH BRIDGE 2023に登壇した日本発スタートアップ8社の概要>
登壇企業名(登壇順) |
ソリューション概要 |
株式会社事業革新パートナーズ |
農林水産資源を活かした植物由来のバイオプラスチックHEMIX |
サグリ株式会社 |
衛星データとAIを活用した土壌分析や作付け調査 |
EF Polymer株式会社 |
果物の皮などを原料とし、干ばつや土壌劣化の問題を解決するオーガニックポリマー |
株式会社エコロギー |
サステナブルな機能性飼料等の開発 |
アクプランタ株式会社 |
酢酸の力で植物を環境ストレスから守る資材「Skeepon」 |
株式会社TOWING |
高機能ソイルを活用した農地への炭素固定が可能な次世代苗 |
株式会社AGRI SMILE |
農業DX企業として「生産技術の研究開発から、栽培及び販売支援まで」生産現場の課題改善をトータルにサポート |
株式会社Agnavi |
“適量・オシャレ・持ち運び便利”を実現した1合 180mL の缶入り日本酒ブランド『ICHI-GO-CAN®』及び『Canpai®』 |
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AGRITECH BRIDGEとは
農業・食・サステナビリティの分野で最先端の日本のスタートアップがバンコク現地を訪問し、スタートアップの技術、ノウハウ、製品、サービスをタイ国内に紹介することで、タイ・日本両国において共通の農業・食・サステナビリティに関する課題解決を目指し、新しいアイデアと可能性を創出するイベント。
当取組みを通じ、タイと日本での次世代のビジネス交流を促進し、日本のスタートアップとタイ企業の新たなコラボレーションによる事業創出を目指している。
■イベント主催者■
・ カシコン銀行
・ 農林中央金庫
・ 一般社団法人AgVenture Lab
■イベント概要■
場所:タイ バンコク KBTGスタジアム
日時:2023年5月17日(水)13時30分~17時00分(バンコク現地時間)
参加者:タイの企業・行政等の関係者約100名が現地参加
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カシコン銀行の概要
カシコン銀行は、タイ王国を代表する商業銀行のひとつであり、タイ国内に 824の支店網を有しています。タイ在住の日本人や日系企業に対して日本語によるきめ細やかなサービスを提供しています。
名称 |
KASIKORNBANK PUBLIC COMPANY LIMITED |
設立 |
1945 年 |
本店所在地 |
タイ王国バンコク都 |
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農林中央金庫の概要
農林中央金庫は、JA(農協)、JF(漁協)および JForest(森林組合)等の協同組織を会員として設立された全国金融機関です。JA バンク、JF マリンバンクの安定的な資金調達基盤を背景に、会員や農林水産業に関連する企業等への貸出を行うとともに、国内外で多様な投融資を行っています。
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AgVenture Labの概要
AgVenture Labは、全国農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会、全国共済農業協同組合連合会、農林中央金庫、一般社団法人家の光協会、株式会社日本農業新聞、全国厚生農業協同組合連合会、株式会社農協観光の全国組織8団体が共同して2019年5月27日に開設されました。
「次世代に残る農業を育て、地域のくらしに寄り添い、場所や人をつなぐ」をコンセプトとして、スタートアップ企業やパートナー企業、大学、行政等と協創し、様々な知見やテクノロジーを活用しながら、新たな事業創出、サービス開発、地域課題の解消を目指す組織です。JAグループではAgVenture Labでの活動を通じて外部企業との連携を強化し、第一次産業や地方が抱える社会的課題の解決につながるような新たな価値の創出に積極的に挑戦しております。