株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループのプレスリリース
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東北復興への思い
MUFGは、持続可能な環境・社会の実現に向けて、お客さまをはじめとする全てのステークホルダーの課題解決のための取り組みを進めています。
東日本大震災からの復興と地方創生についても、これまで「MUFG・ユネスコ協会 東日本大震災復興育英基金」の設立など、仙台市をはじめとした地方公共団体や企業の皆さまと協働してきました。
2023年は、東日本大震災からの復興における新たな価値創造のプロジェクトとして、ナノテラスへの支援を行います。
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ナノテラスの見据える未来
ナノテラスは、国内初の官民地域パートナーシップの枠組みで、国・地域・民間企業が共同で推進する世界最先端の研究施設です。次世代放射光施設と呼ばれ、放射光という太陽の10億倍の明るさの特殊な光を物質にあてることで、ナノ(10億分の1メートル)の世界を見ることができます。研究分野は多岐に渡り、創薬や医療技術、省エネや環境保全、食の安全など幅広い分野での活用が期待されます。
また、ナノテラスを核として、仙台市の中心部からも近い東北大学・青葉山新キャンパスにリサーチコンプレックス(研究開発拠点のハブ)の形成も計画されており、その研究成果が東北地方のみならず、日本全体が抱える社会課題解決につながる未来が期待されています。
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東北が進むチカラになる。
MUFGは「世界が進むチカラになる。」を自社のパーパスとして掲げ、全てのステークホルダーが、次へ、前へ進むチカラになること、そのために力を尽くすことを企業活動の指針としています。
仙台市では、2023年5月にG7科学技術大臣会合が開催されます。MUFG・三菱UFJ銀行は、ナノテラスをはじめとした研究施設の集積や、これまでの復興のあゆみ、東北の魅力を世界に発信する仙台市を、グループ一体となって支援していきます。
【ご参考】
リサーチコンプレックス形成推進PR動画はこちら(仙台市HP):
https://www.city.sendai.jp/research/risakon/promotion/pr-video.html