早稲田大学ベンチャーズ株式会社（WUV）のプレスリリース
2022年8月のファンド設立から8カ月の2023年3月末時点で約84億円を調達、同時に早稲田大学の研究シーズに基づくディープテック・スタートアップを3社設立・投資を実行
＜早稲田大学 田中総長とWUVメンバー＞
WUVは、この本旨に基づき、早稲田大学を中心に国内外の大学・研究機関における優れた研究成果から、グローバル・インパクトのある事業の構築を目指して、研究者と起業家、経営者と共に新たなスタートアップの創設を行うディープテック領域の創業投資に特化したベンチャーキャピタル（VC）として投資活動を開始しました。そしてこのたび、2022年8月8日に設立したWUV1号ファンド（正式名称：WUV1号投資事業有限責任組合）が、設立から8カ月で約84億円を調達いたしました。ファイナルクローズでは当初目標の100億円を達成する見込みであります。
また、WUV1号ファンドでは同期間内に早稲田大学の研究シーズに基づくディープテック・スタートアップ3社の創業を実現し、投資を実行いたしました。また、このうち２社につきましては、3月までに他のベンチャーキャピタルからの追加出資を受けるなど、WUV1号ファンド投資先の可能性に外部からも大きな注目を集めております。
【WUV1号ファンド投資先】
量子コンピューター・ハードウェア開発を手掛ける株式会社Nanofiber Quantum Technologies（2022年8月投資）
https://www.nano-qt.com/
ダイヤモンド半導体の研究開発を行う株式会社Power Diamond Systems（2022年10月投資）
https://www.powerdiamondsys.com/
量子アルゴリズム研究の事業化を行う株式会社Quamnatic（2022年12月投資）
https://quanmatic.com/
WUV1号ファンドでは、科学的ブレークスルーに基づく、世界に輝くスタートアップを新たに15社程度、世の中に出していくことを目指しております。ＷＵＶはスタートアップの会社設立前より関与し、事業計画策定から経営チーム組成まで創業に向けた支援を行い、会社の立ち上げ資金となる創業投資と会社の体制構築を行う創業支援に注力しております。その後は他のVCの資金も招き入れながらスタートアップを成功に導き、国内のみならずグローバルに羽ばたいていただくことを期待しています。また、早稲田大学を中心とした研究シーズに基づく技術の社会実装に向けた起業を支援することで、イノベーションのエコシステムを実現する先導役となってまいります。
【WUV1号ファンドご出資者】
ＳＭＢＣ日興証券株式会社（東京都千代田区）
株式会社産業革新投資機構（東京都港区）
大和証券グループ（東京都千代田区）
野村不動産ホールディングス株式会社（東京都新宿区）
野村ホールディングス株式会社（東京都中央区）
株式会社みずほ銀行（東京都千代田区）
みずほ証券株式会社（東京都千代田区）
みずほリース株式会社（東京都港区）
株式会社三井住友銀行（東京都千代田区）
株式会社三菱UFJ銀行（東京都千代田区）
（五十音順）
■WUVについて
早稲田大学ベンチャーズ株式会社（WUV）は、早稲田大学の建学の精神「早稲田大学教旨」の1つである「学問の活用」を図るスタートアップ企業を創設し育成することで、学問の知見や研究成果を社会に実装し、人類社会の進化と幸福、ならびに持続可能性に貢献する事業と産業を創出することを本旨として設立されたディープテップ分野の創業投資に特化したベンチャーキャピタルです。
設立：2022年4月5日
所在地：東京都新宿区
共同代表/ジェネラル・パートナー：山本哲也、太田裕朗
パートナー：丹羽大介、大野聡子（最高財務責任者）
■お問い合わせ先
早稲田大学ベンチャーズ株式会社
E-MAIL: info@waseda.vc（担当：大野）
URL: https://www.waseda.vc