Abalance株式会社の海外現地法人向けグリーンローンの取組みについて

株式会社千葉銀行のプレスリリース

 千葉銀行(頭取 米本 努)は、2023年3月31日(金)、Abalance株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 光行 康明)の連結子会社でベトナム現地法人であるVietnam Sunergy Joint Stock Company(以下「VSUN」)に対し、Abalance株式会社が設定したグリーンローンフレームワークに基づいたグリーンローンを取り組みましたのでお知らせします。

 貸出先のVSUNは、グリーンエネルギーの総合カンパニーであるAbalance株式会社(東証スタンダード上場)の太陽光パネル製造拠点です。本フレームワークでは、調達資金の使途を太陽光パネル製造工場の新規取得資金に限定しており、工場で生産される太陽光パネルの販売・稼働を通じて、社会全体のCO2排出量削減に貢献することが期待されます。なお、本件はグリーンローンとしての適合性について、株式会社格付投資情報センターよりセカンドオピニオンを取得しています。
 地銀広域連携の枠組みである「TSUBASAアライアンス※1」では、「TSUBASA SDGs宣言」のもと、事業活動を通じた社会・環境課題の解決に資する取組みを参加各行との連携により推進しており、本件は当行と第四北越銀行(頭取 殖栗 道郎)が発行したスタンドバイL/Cに基づき、当行香港支店が融資を取り組みました。なお、両行がベトナム現地法人向けのファイナンス案件で協働するのは本件が初めてとなります。
 また、当行では「サステナブル・ファイナンス※2」の実行金額目標として、2019年度から2030 年度までに2兆円(うち環境系ファイナンス1兆円)を掲げております。当行は今後もグループ一体となって、また連携する金融機関と知見を共有しながら、サステナブル・ファイナンスの取組みを一層推進してまいります。

※1 千葉銀行、第四北越銀行、中国銀行、伊予銀行、東邦銀行、北洋銀行、武蔵野銀行、 滋賀銀行
琉球銀行、群馬銀行の10行が参加する地銀広域連携の枠組み。
※2 環境課題や社会課題の解決を資金使途とするファイナンスであり、お客さまのESGやSDGsへ
の取組みを支援するファイナンスを含む。

<参考>千葉銀行統合報告書 2022
URL https://www.chibabank.co.jp/company/ir/library/disclosure/                                                

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