パーパス・ビジョンの制定および第15次中期経営計画の策定について

株式会社千葉銀行のプレスリリース

 千葉銀行(頭取 米本 努)は、当行グループのパーパス・ビジョンを制定し、2023年4月からの3か年を計画期間とする第15次中期経営計画を策定しましたので、以下の通りお知らせします。

                         記
1.パーパス・ビジョン

 ○当行グループの主要営業エリアである千葉県は、成田空港滑走路のさらなる整備のほか、圏央道や北千葉道路の開発が進むなど、地域としてのポテンシャルがますます高まっています。一方で、パンデミックや気候変動問題、地政学リスクの顕在化などの社会・経済情勢の急激な変化に直面し、地域の人々の価値観・行動様式が大きく変化しています。
 ○こうしたなか、当行グループは「地域の課題解決に貢献するなど、社会的価値を提供すること」こそが、企業グループとしての存在意義であると改めて思いを強くしています。お客さま・株主・職員をはじめとするあらゆるステークホルダーと思いをともにし、地域社会の一人ひとり・一社一社に寄り添った存在であり続け、地域社会を「ステークホルダーの思いが叶う場所」にしていくため、パーパス(存在意義)を「一人ひとりの思いを、もっと 実現できる地域社会にする」としました。
 ○パーパスのために、当行グループはビジョン(目指す姿)を「地域に寄り添う エンゲージメントバンクグループ」と定め、「お客さま・株主・職員などのステークホルダーとの深いつながりを背景とした価値提供を通じ、地域とともに成長し続ける銀行グループ」を目指します。ステークホルダーとの「深いつながり」を何より大切にし、既存の事業領域における取組みの磨き込み、新事業への挑戦などを続けていくことで、社会的価値の提供を実現していきます。

2.第15次中期経営計画 「エンゲージメントバンクグループ ~フェーズ1~」
(1)取組指針
 ○パーパス・ビジョンに向け、本中期経営計画では、「お客さま中心のビジネスモデルの進化」を取組指針に掲げ、商品やサービス提供における視点を変え、最高の顧客体験を創り上げていくことで、お客さまとのさらなるエンゲージメント向上を実現します。
(2)基本方針・価値創出の基盤
 ○本中期経営計画では3つの「基本方針」のもとお客さまサービスの向上を図るとともに、それを支える5つの「価値創出の基盤」を強化してまいります。

【基本方針】
Ⅰ.最高の顧客体験の創造
さまざまなデータを活用し、パーソナライズした提案を行う。
リアル・リモート・デジタルの最適なチャネルを提供する。
Ⅱ.既存事業の質の向上
お客さまの課題を解決するため、ソリューションの質をより一層高める。
Ⅲ.新たな価値の提供
新たな事業領域への参入により、お客さまにこれまでにない価値を提供する。

【価値創出の基盤】
Ⅰ.DX(デジタルトランスフォーメーション)
DX推進体制の強化およびそれに伴う人材・新技術活用・サイバーリスク管理の高度化
Ⅱ.GX(グリーントランスフォーメーション)
地域の脱炭素を主導する取組みの強化
Ⅲ.アライアンス
他行連携や異業種連携を通じた価値提供能力の向上
Ⅳ.人的資本
最重要経営資本である「人材」への積極投資による人材育成の強化
Ⅴ.グループ・ガバナンス
持株会社体制に相当するグループ一体経営に向けたグループ・ガバナンスの高度化

 3.主要計数項目

※1「資本=株主資本」にて算出
※2 バーゼルⅢ最終化完全実施ベース(有価証券評価差額金除き)
                                                以 上

【第15次 中期経営計画エンゲージメントバンクグループ~フェーズ1~ 計画期間2023年度~2025年度】
https://prtimes.jp/a/?f=d31834-20230328-af98a05265e4864667bbcf1d0f4ec7f7.pdf