CICCは東京で「日本-中国金融経済フォーラム」を開催

中国国際金融日本のプレスリリース

2023年3月24日(金曜日)、中国国際金融 (China International Capital Corporation (CICC)は東京で「日本-中国 金融経済フォーラム」を開催し、海外からのオンライン参加者を含め、数百名の投資家や企業がフォーラムに参加した。
 
CICCの最高執行責任者(COO)である楚鋼(CHU Gang)博士は開会の挨拶で、CICCの強みについて紹介し、資本市場において日本と中国が協力することの重要性についても強調した。また、「日本は世界第3位の経済大国であるだけでなく、第2位の先進国であり、多くの日本企業や金融機関が世界各地で活躍している。日本も中国も、多くの機関投資家がダイナミックに活動する大規模な資本市場を有している。中国国際金融日本のミッションは、日本と中国の二つの市場の架け橋となり、機関投資家や企業の相互利益ためのビジネス機会を見出し、取引を促進するようにサポートすることである」と述べた。
 
また、中国国際金融日本・代表取締役社長の田中栄治氏は、本フォーラムが日本の投資家や企業が中国に関する情報ギャップを少しでも埋める役割を果たすことを期待していると述べた。CICCの質の高いリサーチ情報に加えて外部専門家による多面的な情報提供は、顧客の中国市場に対する理解を深め、今後の投資判断や事業戦略構築に有益な貢献ができるとの思いを披露した。
 
本フォーラムは、中国、日本、アジアが直面している重要な課題や機会に焦点を当て、全人代後の産業政策やマクロ経済に加えて、高齢化、サプライチェーン、カーボンニュートラル、中国新興企業群、及びESG投資戦略など諸分野をカバーした。日中の政府、ビジネス、学術分野から30名以上のスピーカーが参加し、詳細なプレゼンテーションと討議を行った。
 
具体的なトピック・論点として、「中国-日本の経済金融協力の展望」、「2023年コロナ後のアジア経済の展望」、「2023年中国全人代後の展望」、「高齢化社会と医療及びフィナンシャルプランニング」、「グローバルサプライチェーンの再構築とアジアに与える影響」、「中国ニューエコノミー企業の未来」、「カーボンニュートラル」が取り上げられた。なお、セカンドトラックではCICCリサーチより「2023年中国債券市場展望」、「2023年人民元為替展望」を紹介し、外部専門家と共同で「アジアにおけるESG投資の機会」、「越境証券投資に関する展望」について討議を行った。本フォーラムは日本ではリアルで開催し、参加者に対面でコミュニケーションをとれる貴重な機会を提供した。
 
なお、フォーラムにおいて、日本のiOSアプリストアでCICC FICC APPが正式にリリースされ、日本のユーザーへのサービス提供を開始した。CICC FICC APPは、マーケット・インサイトや各種リサーチ情報を提供するオンライン・ポータルとして、現在世界中で2万人以上の登録ユーザーを有している。
 
本フォーラムは日本の機関投資家や企業の中国に対する理解を促進することを目的とした。CICCは、今後日本における業務を更に拡大していく計画で、公共部門、企業、金融機関、研究機関との関係強化をはかり、グローバルにおけるプレゼンスの一層の向上を目指している。
 

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About China International Capital Corporation Limited (CICC):
China International Capital Corporation Limited (CICC, 601995.SH, 3908.HK), as the first joint-venture investment bank in China, provides comprehensive one-stop investment banking services for domestic and overseas companies, institutions and individuals. Since its inception in 1995, CICC has adhered to the core values of “by the people and for the nation, professionalism and diligence, innovation and entrepreneurship, client first, and integrity”, and is committed to making itself a first-class international investment bank based in China and a critical player in the future financial system. CICC is qualified for both domestic and overseas securities business operations, having set up a broad range of international business network. Headquartered in Beijing, CICC has set up a number of branch companies and subsidiaries in the Chinese Mainland, owned more than 200 securities branches in 30 provinces, municipalities and autonomous regions in China, and established offices in a series of international financial hubs including Hong Kong SAR, New York, London, Singapore, San Francisco, Frankfurt, Tokyo etc., which enables CICC to provide one-stop domestic, overseas, and cross-border financial services. CICC has a comprehensive and balanced business structure including investment banking, equities, FICC, asset management, private equity investment, wealth management and research.