【調査結果】FXトレーダーの42%が「PC・スマホを併用して取引している」と回答

株式会社グランフィットのプレスリリース

株式会社グランフィットが運営する「FXDesk」(https://granfit.co.jp/fxdesk/)は、20~60代の男女300名のFXトレーダーを対象に「どのデバイスで取引しているのか」を調査しました。

FX(外国為替証拠金取引)は、24時間取引ができるオンライン取引であり、スマートフォンやパソコンなどのデバイスから容易に取引ができます。最近では、世界中でFX取引を行う人が増加しておりスマートフォンの普及により、取引がより手軽になりました。

2007年のiPhone発売および2008年のAndroid端末発売以降に、スマートフォンが世界的に広く普及してから、およそ16年が経過した現在、FX取引において、スマートフォンがどのくらい浸透しているのか調査しました。

■ 調査概要

 

調査目的 FX取引デバイス毎の利用者属性の調査
調査方法 クラウドソーシングサービス「ランサーズ」にてアンケート調査を実施
対象者 日本国内に居住する20~60代のFXトレーダー
回答人数 300名
調査期間 2023年3月6日~2023年3月20日
実施会社 株式会社グランフィット:https://granfit.co.jp/

■調査結果

【質問】「どのデバイスを使ってFX取引していますか?(複数選択可)」

 

FX取引に使用しているデバイス

 

 

各デバイス毎の性別内訳

 

  PC スマホ タブレット 合計
男性 211(56.5%) 136(36.5%) 26(7.0%) 373
女性 40(48.2%) 36(43.4%) 7(8.4%) 83
合計 251 172 33 456

()内は性別毎の合計得票数に対する使用率
 

男女共にPCが最も多く使用されており、続いてスマホ、タブレットが最も少ないことがわかります。

また、男性トレーダーは女性トレーダーに比べて、全デバイスの使用率が高いことが分かります。特に、男性がPCを使用する割合(56.6%)と女性トレーダーのPC使用率(48.2%)と比べて8.4%ほど高く、女性トレーダーはスマホの使用率(43.4%)と男性トレーダーのスマホ使用率(36.5%)に比べて6.9%高いことが注目されます。

これらの結果から、FXトレーダーは主にPCやスマホを使用して取引を行っており、男女間でデバイス選択に若干の差があることが確認できます。

 

 

年代別の得票数内訳

 

年代 PC スマホ タブレット
20代 36 (52.9%) 26 (38.2%) 6 (8.8%)

30代

84 (52.2%) 69 (42.9%) 8 (5.0%)
40代 96 (56.5%) 61 (35.9%) 13 (7.6%)
50代 29 (56.9%) 16 (31.4%) 6 (11.8%)
60代 6 (100%) 0 (0%) 0 (0%)

()内は年代毎の合計得票数に対する使用率

年代別のデバイス使用率を見ると、全年代においてPCが最も多く使用されていることが分かります。20代、30代、40代ではPCとスマホの使用率が比較的近い値となっており、若い世代ほどスマホの利用が盛んであることがわかります。特に30代ではスマホの使用率が42.9%と高くなっています。

一方、50代ではPCの使用率が56.9%で最も高く、スマホの使用率が31.4%と低くなっており、タブレットの使用率が11.8%と他の年代よりも高い傾向が見られます。60代では全ての回答者がPCを使用しており、スマホやタブレットの利用者はいませんでした。

これらの結果から、年代によってデバイスの利用傾向に違いがあり、若い世代ほどスマホの使用率が高く、年配の世代ではPCが主に使用されていることが分かります。また、タブレットの使用率は全年代で比較的低いものの、50代では他年代よりも高い使用率を示しています。

 

他のデバイスと併用している人の人数

最後に、デバイスを併用利用している人の調査結果です。

併用利用しているデバイスの組み合わせによる回答結果を見ると、最も多いのはPCとスマホを併用している128名と回答者の42%がPCとスマホを併用していることが分かりました。取引環境の使い分けが容易であるという利点があるためと考えられます。

次いでスマホとタブレットを併用している22名で、どちらも携帯性に優れているため、外出先や移動中での取引に適しています。

一方、PCとタブレットを併用している人は7名と少なく、これはタブレットの画面サイズや操作性がPCに劣るため、両方を併用するメリットが少ないと考えられます。最後に、PC、スマホ、タブレットをすべて利用している人は16名で、これは状況や目的に応じて最適なデバイスを使い分けたいと考えるトレーダーが存在することを示しています。

以上の結果から、FXトレーダーは状況や目的に応じてデバイスの併用利用が一定数存在し、それぞれのデバイスの利点を活用して取引を行っていることが分かりました。