空き家活用株式会社(アキカツ)のプレスリリース
空き家所有者、地域、事業者、そして自治体を繋ぐマッチングプラットフォームを運営する空き家活用株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:和田 貴充、以下アキカツ)は、株式会社オリエントコーポレーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯盛 徹夫、以下:オリコ)とともに、空き家問題の原因のひとつである「買い手の資金問題」を解決するために、空き家を対象とした「アキカツローン」の商品化において協業を開始したことをお知らせします。
- 空き家問題の一因「空き家購入希望者の資金問題」の解消に向けて
空き家の購入希望者は年々増えているものの、経年した空き家には住宅ローン等が適用されづらいという問題がありました。そのため現金での購入となることが多く、資金の課題があり購入を断念する希望者が少なくないという状況があります。2021年12月からYouTubeチャンネル「ええやん!空き家やんちゃんねる」にて実際に購入できる空き家を紹介し、空き家の購入希望者の声を聞いてきたアキカツは、この課題の解消が空き家問題を解決する大きな一手になると考え、このたびオリコと協業し「アキカツローン」の商品化を開始します。
「空き家を購入したい方が必要としていた空き家のローン。この商品が実現することで空き家の利活用が促進され、空き家問題解決に繋がるはず」(アキカツ・和田貴充)と空き家ローンの必要性を感じていました。
▼YouTube「ええやん!空き家やんちゃんねる」にて紹介している空き家の一例
上記はYouTubeで公開中の京都府京丹後市、3500万円の空き家。動画公開から約10ヶ月で91万回再生、高評価2747件、コメント285件。購入などに関するお問い合わせ90件を超えています。
- 利用期間15年、地方の木造家屋にも利用できる「アキカツローン」
「アキカツローン」はご利用金額1,000万円、ご利用期間15年までご利用いただける、空き家の購入資金に加えてリフォーム資金や解体資金など、空き家に係わる幅広い資金ニーズに対応する利便性の高い無担保消費性ローンです。特徴は利用期間15年という長さ。さらに今までは融資がおりにくかった地方の木造家屋にも利用が可能です。
〈運用フロー図〉
- 「アキカツローン」商品化の経緯
「アキカツローン」の商品化においては、地域金融機関とのネットワークを保有し多様な金融商品とサービスを展開するオリコが、空き家購入意向者の状況や金融商品のあり方とマーケットについて検討を重ね、「アキカツローン」の商品化に至りました。ローン商品の販売に係わるUI設計については、オリコが2021年7月から提携するクラウドローン株式会社の仕組みを活用しています。
<参画予定金融機関>
・北日本銀行
・きらぼし銀行
・滋賀銀行
・筑邦銀行
・千葉興業銀行 、他
※2023年3月17日時点
参画金融機関は今後増加予定です。新たなローン商品の組成を検討している地方銀行等金融機関の方は空き家活用株式会社までお問い合わせください。
- 個人ローンのマッチングプラットフォーム「クラウドローン」について
クラウドローン株式会社が提供する「クラウドローン」は、個人ローンを検討するお客さまと金融機関を結びつける融資のプラットフォームです。お客さまが「クラウドローン」上で借入希望条件などを登録することで、提携している金融機関から商品提案が届き、融資をお申込みいただけます。
<クラウドローン会社概要>
会社名 :クラウドローン株式会社 ( https://crowdloan.jp/ )
所在地 :東京都新宿区西新宿8-1-2PMO 西新宿6F
代表者 :代表取締役 村田 大輔
設立 :2018年7月5日
事業内容:融資のマッチングプラットフォーム「クラウドローン」運営
「クラウドローン」のサービスサイト( https://pre.crowdloan.jp/ )
- 株式会社オリエントコーポレーション概要
会社名 :株式会社オリエントコーポレーション ( https://www.orico.co.jp/ )
所在地 :東京都千代田区麹町5丁目2番地1
代表者 :代表取締役社長 飯盛 徹夫
設立 :1954年12月27日
事業内容:決済・保証事業、海外事業、カード・融資事業、個品割賦事業、銀行保証事業
1983 年より金融機関と提携した個人向け融資の保証業務を開始。証書貸付タイプの「フリーローン」「目的ローン」、極度額内で繰り返しご利用いただけるカードタイプの「カードローン」などは多くの金融機関に導入されている。
- 空き家の専門家、空き家活用株式会社代表・和田貴充について
1976年 大阪府生まれ20歳で父の事業を継承し、24歳で廃業。その後、不動産業界に飛び込み、建築、不動産に関わるあらゆる業務を経験した後、2010年に独立。『日本の空き家問題を解決したい』を背景に、2014年に空き家活用株式会社を設立。2017年1月より、自分達で調査員を派遣し空き家の実態調査を開始。2018年8月には第三者割当増資で6210万円を調達し空き家活用データシステム「AKIDAS(アキダス)」をリリース。2019年1月には本社を東京に移転。空き家所有者の課題に寄り添い、地域住人、事業者、そして自治体の方々を繋ぐ新しい取り組みとなる、空き家マッチングプラットフォーム「空き家活用ナビ」を構築。2021年11月より東京都世田谷区との協業により「せたがや空き家活用ナビ」をスタート、2022年6月には、全国の自治体向けに、空き家物件のクラウド管理から利活用斡旋までをパッケージした空き家対策サービス「アキカツ自治体サポート」(https://navi.aki-katsu.co.jp/municipalitysupport)の提供を開始した。
受賞歴(一部):
2017年9月/平成29年度「国土交通省地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」に選定
2018年6月/平成30年度「国土交通省地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」に選定
2018年11月/SDGsビジネスコンテストにて「優秀賞」を受賞
2019年2月/日本最大級のピッチイベント「未来2019」で、シェアリングサービス賞およびグッドパフォーマンス賞を受賞。
2019年3月/西武ホールディングスが主催するアクセレレータープログラム「Swing」の事業検討企業に選出
2019年7月/住吉区、空き家対策に協力する民間事業者を募集、第一号に空き家活用(株)のモデルが採用
2020年1月/内閣府オープンイノベーションチャレンジにて茨城県つくば市への提案が採択される
2020年9月/東京都「民間空き家対策東京モデル支援事業」に空き家活用(株)が提案した「リモートセンシングを活用した空き家調査の効率化に向けた先進事業」が採択される
2021年2月/宮崎県延岡市と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年4月/埼玉県・寄居町と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/SDGs研究所主催第2回SDGsビジネスアワードで「SDGsソーシャルビジネス大賞」を受賞
2021年10月/大阪府泉南郡岬町と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/茨城県常総市と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/東京都世田谷区と「空き家活用マッチングシステム」に関する協定を締結
2021年11月/東京都世田谷区との協業によるマッチングプラットフォーム「せたがや空き家活用ナビ」がスタート
https://seminar.aki-katsu.co.jp/setagayanaviuser
2022年4月/延岡・空き家利活用プロジェクト「HYPHENATION in NOBEOKA」にて事業者公募開始
https://seminar.aki-katsu.co.jp/hyphenation_in_nobeoka
2022年6月/「Smart City Osaka Pitch 2022」(大阪スマートシティパートナーズフォーラム)にて優秀賞を受賞
2022年7月/北海道・栗山町と「地域活性化起業人制度」に関する連携協定を締結
- 空き家活用株式会社概要
・名称 :空き家活用株式会社
・代表取締役社長:和田貴充
・本社所在地 :東京都港区北青山三丁目3番13号 共和五番館2F
・設立 :2014年8月
・資本金:14,473万円
・従業員数:14名(+役員6名)
・事業内容 :空き家の市場への再流通システムの構築、空き家所有者と空き家利用者を繋ぐポータルシステムの構築、運用、空き家に対する新しい利活用モデルの開発、提案
・コーポレートサイト:https://aki-katsu.co.jp/
・サービスサイト:
空き家活用データシステム「AKIDAS(アキダス)」:https://aki-katsu.co.jp/about-akidas/
アキカツマガジン:https://aki-katsu.co.jp/magazine/
空き家活用YouTube公式「ええやん 空き家やん ちゃんねる」(登録者数2.56万人)/6月現在:https://www.youtube.com/c/akiyayan
空き家活用公式LINE:https://lin.ee/vEpG93U
「アキカツ自治体サポート」:https://navi.aki-katsu.co.jp/municipalitysupport
・営業所 :
名古屋営業所/愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋21階 SPACESJPタワー名古屋
大阪営業所/大阪市北区中津3丁目10-4 第一西田ビル3階(Laugh Out 中津)