「地球温暖化で変わる洪水(外水氾濫)リスク」をウェブサイトに掲載しました

損害保険料率算出機構のプレスリリース

損害保険料率算出機構【略称:損保料率機構、理事長:早川 眞一郎】では、第7次中期経営計画(2019~2022年度)における課題の一つである「気候変動に関する影響分析およびリスク評価への反映」について取組みを進めております。そして、この取組みの中で得られた、社会に有用な知見や分析結果について発信しています。
この度、『地球温暖化で変わる洪水(外水氾濫)リスク』というテーマで刊行物を当機構ウェブサイトに公表しましたので、ご案内いたします。
URL : https://www.giroj.or.jp/publication/accident_prevention_report/climate_change_3.html

本資料は、これまで発信した「身近なものとして考えてみよう 気候変動」(2021年度)、「地球温暖化で変わる台風リスク」(2022年度)の続編の第三弾となります。
火災保険では火災による損害だけではなく自然災害による損害も補償します。この火災保険で補償されるリスクのうち、洪水(外水氾濫)のリスクが地球温暖化によってどのように変化するのか、リスク評価の手法とともにその分析内容を紹介しています。
 

◇ 目 次 
・はじめに
・火災保険における「水災のリスク」とは
・外水氾濫のリスク評価
・シミュレーション(対象とする河川)
・シミュレーション(手順)
・シミュレーション(損害額の推定)
・地球温暖化の影響は?(分析方法)
・地球温暖化の影響は?(分析結果)
・さいごに

今後も当機構では、当機構のデータや知見を活かした分析や各種関連情報などの発信を行っていきます。これまでに発信した情報につきましては、当機構ウェブサイト<安心・安全のためのお役立ちコンテンツ>をご覧ください。
https://www.giroj.or.jp/publication/accident_prevention_report/

当機構ウェブサイトでは、本書以外にも、各種刊行物を公表しております。是非ご活用ください。
https://www.giroj.or.jp/publication/

◆参考情報
<保険の概況 のご案内>
「保険の概況」では、損害保険の仕組みや一般的な補償内容、収支動向などを統計数値も用いて、わかりやすく解説しています。また、社会情勢の変化や自然災害の発生状況など、収支動向に影響を及ぼしうる要素について、「トピックス」として紹介しています。
https://www.giroj.or.jp/publication/

◆損害保険料率算出機構とは
損害保険料率算出団体に関する法律(料団法)に基づいて設立された団体であり、損害保険会社を会員とする組織です。「損害保険業の健全な発達と保険契約者等の利益の保護」という社会的使命を果たすため、主に以下の3つの業務に取り組んでいます。
・保険料率の算出・提供
・自賠責保険(共済)の損害調査
・データバンク

本件のお問い合わせ
損害保険料率算出機構
総合企画部広報グループ(担当:森田)
電子メールアドレス:contact@mx.giroj.or.jp
URL:https://www.giroj.or.jp/