三京化成へ質問状、ガバナンスと資本政策の妥当性を問う

Black Clover Limitedのプレスリリース

Black Clover Limitedは、4月4日に行われる臨時株主総会の議案に関し、資本政策やガバナンス、政策保有株式の縮減等についての公開質問状を三京化成に送付しました。

Black clover Limitedは三京化成株式会社(以下「三京化成」)の発行済株式19.9%を保有する筆頭株主です。弊社は3月20日に三京化成に対して質問状(https://prtimes.jp/a/?f=d118281-20230323-05df880c88e0b8e8433284162d18adac.pdf)を送付しました。内容としては、4月4日に行われる弊社が請求した臨時株主総会の議題に対する三京化成の考え方を問うもので、3月24日までに回答いただくようお願いしております。

弊社は三京化成の企業価値向上のために、現代表取締役の解任、買収防衛策の撤廃、政策保有株式の売却、増配及び自己株取得を求めるために臨時株主総会の招集請求(https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230301521498.pdf)を行っております。

(請求を行った理由)
・三京化成に対して、長年の低ROEを改善する経営計画の策定・公表を再三に渡り要請しましたが、それを示さない一方で、代表取締役の息子を取締役に選任しております。こういった行動はコーポレートガバナンスの観点から問題であると考えます。
・純資産比率で約40%の政策保有株式を保有する上場企業は稀であるにも関わらず、定量的な評価も示さずに、特に保有額の大きい花王と大和ハウス工業の政策保有株式を削減しないことは問題であると考えます。
・資本効率を改善するとともに株主還元を行うため、配当性向を100%にし自己株式の取得を行うべきと考えます。

(質問の詳細)
このような課題があるにもかかわらず、弊社からみれば合理性のない理由で、三京化成の取締役会は臨時株主総会の議案に反対(https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230306525017.pdf)していることから、全ての株主が議題を適切にご判断いただけるように、三京化成に対して質問状への回答をお願いしました。質問状の全文については、下記のアドレス(再掲)から御覧ください。
https://prtimes.jp/a/?f=d118281-20230323-05df880c88e0b8e8433284162d18adac.pdf

《Black Clover Limitedについて》
Black Clover Limited(代表取締役 坂本俊吾 https://jp.blackclover.ae/)は、独立系資産運用会社です。長期的な資産価値向上を目指し、市場の非効率性に注目して独自の運用手法を用いて最大限の収益を追求し、伝統的資産の値動きと異なるリターンを追求します。グローバルな資産運用会社が行う最新の投資手法を用いた革新的な資産運用を実践します。そして、金融市場に流動性を提供し、世界の経済発展に寄与することを目的としております。

《本リリースに関する問い合わせ先》
Black Clover Limited
inquiry@blackclover.ae