九州工業大学との電力スポット市場価格予測に関する共同研究契約の締結

東京センチュリー株式会社のプレスリリース

東京センチュリー株式会社(社長:馬場高一、本社:東京都千代田区)は、国立大学法人九州工業大学(本部:福岡県北九州市、学長:三谷 康範/以下「九州工業大学」)と、日本卸電力取引所(以下「JEPX」)のスポット市場価格を予測するモデル構築に向けた共同研究契約(以下「本共同研究」)を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

近年、国際的なエネルギー価格の高騰を背景として、国内の電気料金上昇が社会課題となっている中、電力需給の調整力として電力市場価格に連動した制御(ディマンド・レスポンス)や電力系統に連携された蓄電池ビジネスの重要性が増しております。

本共同研究では、気象データや人口データ等を地理情報システム上にマッピングし、地理的な分析アプローチと機械学習を通じて、高精度にJEPXスポット市場価格を予測するモデルの構築を目指しております。

本予測モデルは、発電事業者やネガワット事業者(※)向けサービスの提供など多くの事業機会を見込んでおり、2024年度中での社会実装を計画しております。
※電気の使用者に対して需要抑制の依頼を行い、抑制により生じた電気を小売電気事業者等へ供給する事業者。

当社は、マテリアリティ(重要課題)の一つとして「脱炭素社会への貢献」を掲げております。今後とも、付加価値の高い金融・サービスを提供することにより、国内外のお客さまのCO2削減につながる脱炭素経営のサポートならびにクリーンエネルギーの普及など社会的意義の高い取組みを推進してまいります。

【参考】九州工業大学 概要
1909年開校の私立明治専門学校を前身とし、「技術に堪能なる士君子」(技術に精通するとともに、道義心のある人格者)の養成を建学の理念として、これまでに数多くの技術者を輩出。約5,600名の学生が学び、近年は宇宙開発やロボティクスに加え、IoTを活用した介護サポートなど幅広い分野で実績を挙げる。
九州工業大学ウェブサイト:https://www.kyutech.ac.jp/

<本件に関するお問い合わせ先>
東京センチュリー 広報IR部
tel 03-5209-6710

【東京センチュリーについて】
東京センチュリーは、リースを祖業とし、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開する業界トップクラスの金融・サービス企業です。
広範な顧客基盤を有する「国内リース事業分野」、法人・個人向けオートリースにレンタカーを加えた「国内オート事業分野」、航空機や不動産を中心に成長を牽引する「スペシャルティ事業分野」、世界30以上の国と地域に拠点網を有する「国際事業分野」の4つの分野で事業を展開。幅広い事業領域で社会課題の解決に貢献する独自の金融・サービスを提供しております。