アメリカン・エキスプレス、13年連続で「働きがいのある」会社トップ10に入賞、公正と多様性を尊重する職場づくりが評価

American Express International, Inc.のプレスリリース

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc. (本社:東京都港区、日本社長:吉本 浩之、以下、アメリカン・エキスプレス) は、「働きがいのある会社」について調査・分析を行うGreat Place to Work® Institute Japan(以下、GPTWジャパン)発表の2023年版日本における「働きがいのある会社」大規模部門にて、女性ランキング*2位、総合ランキング4位に選出されました。女性ランキングでは発表開始以降7年連続、総合ランキングでは13年連続のトップ10入りとなりました。

13年連続、「働きがいのある」会社の評価基準
今回のランキング審査では、社員の声を多角的に収集し、経営や職場づくりに反映させる仕組みづくり、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)イニシアチブを通じた社員間の多様性と公平性を担保する施策、公正な評価システム、男女賃金格差の是正とその継続などの取り組みが評価されています。
アメリカン・エキスプレスが、「働きがい」ある職場のために実施している主な取り組みは以下の通りです。

 

  1. DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)の戦略的な実践
  2. データ分析に基づいた女性のリーダーシップ支援
  3. コリーグ(社員)のキャリア開発
  4. コリーグ(社員)のウェルビーイング支援
1. DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)の戦略的な実践

■インクルーシブな人材戦略
2020年に発表したDE&I戦略に則り、多様性ある人材確保と公正な評価システムにより、職場の活性化と人材の能力開発、その最大化を目指しています。また、アンコンシャス・バイアス(無意識な偏見)に関するトレーニングの実施と徹底、スキルベースでの採用基準の明確化などを導入しています。更に毎年、米国では国籍や人種、グローバルでは性別における採用や昇進、定着率などの数値を透明性を持って開示しています。

■賃金格差是正とその維持
性別や国籍、人種間で賃金の格差が起こらぬよう、評価や報酬など第三者機関による調査を含めた賃金格差の有無の検証を実施しています。その結果、2020年10月以降、日本を含めたグローバルで格差是正を達成し、その後も3年連続維持しています。

■社内ネットワーク:PRIDE+ネットワーク
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの当事者等と、その理解者であり応援者であるアライのコリーグで構成された有志グループでLGBTQ+に対する理解を深め、コリーグにとってより働きやすい職場をつくるネットワークとして、社内外で様々なイベントを行っています。トランスジェンダーガイドラインの作成、慶弔時の特別休暇取得や慶弔見舞金の受給、介護休暇取得をはじめとした、同性カップルへの制度拡充など、人事部門と協働で社内制度の見直しなども行っています。

2.データ分析に基づいた女性のリーダーシップ支援
■社内ネットワーク :WIN(Women’s Interest Network)
日本では2009年から活動している、部門横断型社内ネットワークWomen’s Interest Network(WIN)は、女性のコリーグを中心とした有志グループで、キャリア開発やウェルビーイング、情報発信のためのサポートネットワークとして、部署や職務階層を超え、縦、横、斜めでボランタリーに活動する組織です。メンター制度の運営や女性リーダーによるラウンドテーブル、他企業との合同テーマによるパネルディスカッションなどのイベントを通し、男女150名以上のコリーグが参加しています。

 ■アンビション・プロジェクト
アメリカン・エキスプレスが、グローバルで実施しているプロジェクトです。女性コリーグが、アンビション(向上心)を持って仕事にもプライベートにも取り組めるよう、社内外でセミナーやパネルディスカッション、意見交換会などを実施し、女性人材の育成や女性管理職比率向上にも取り組んでいます。

 3.コリーグのキャリア開発
■「Own my career」の考えに基づく社内公募制度
アメリカン・エキスプレスのキャリア開発は、“コリーグが自分でキャリアを決める、会社はそれを支援する”というOwn my career(オウン・マイ・キャリア)の考えに基づき推進されています。リーダー層はその考えの浸透に取り組み、コリーグ一人ひとりが自身で将来のキャリア像を描き、ディベロップメントプランを設計しています。採用マネージャーは既存ポジションに空きが出た場合、求人を社内公募することが義務付けられており、コリーグは国内外問わず、世界各地のポジションに応募できます。本制度の20年以上にわたる積極的な運用の結果、これまでに役員クラスを含め、コリーグのキャリア開発、そして組織の発展に貢献しています。

■社内のキャリアイベント「AMEXPO」(アメクスポ)
社歴の浅いコリーグや他部署との連携機会が少ないコリーグにむけて、各部署の業務に関する理解を深め、今後のキャリアを考える機会提供を目的として、大規模な社内キャリアイベント「AMEXPO」(アメクスポ)を実施しています。2022年はオンラインとオフラインのハイブリッドで2回開催し、例えば公募制度を利用して異動したコリーグやその上司によるパネルディスカッションや、経営層によるキャリア構築の歩みを紹介しました。

■職務階層を超えたフィードバック文化
コリーグが会社への意見を発しやすいよう、毎年定期的に行っている社員意識調査では結果を全コリーグに開示しています。その調査結果から課題が可視化された項目においては、具体策を経営層が提示することになっています。また、フィードバックに関するトレーニング「Feedback@Amex」を全コリーグに向けて実施し、上司から部下に対するフィードバックのみならず、コリーグ同士、あるいは部下から上司に対するフィードバックなど、階層を超えてフィードバックを大切にする文化を醸成し、個人および会社全体の成長を促進しています。

4.コリーグのウェルビーイング支援
■コリーグの身体面、経済面、精神面に対して、総合的に取り組むウェルビーイング支援
コリーグの身体的な健康の維持と向上のため、ウェルネス・プログラム「ヘルシー・リビング」を通じて予防医学を通じた健康増進に取り組むほか、生活改善目標達成への報奨制度も用意。経済面における支援としては、家計マネジメント支援ツール「スマート・セービング」を通じたコーチングサポートを無償で提供しています。また、精神面への支援としてグローバルなメンタルヘルスのプログラム「ヘルシー・マインズ」を通して、コリーグとその家族のための無料カウンセリング、オンラインサポート、グリーフケア、グループセッション、メンタルヘルス・トレーニングなどを提供しています。

*「働きがいのある会社」女性ランキングについて
女性ランキングは、同年の日本における「働きがいのある会社」ランキングのベストカンパニーの中から、特に女性の働きがいに優れた企業を選出したものです。女性ランキングは2017年より発表を始め、今年で7回目となります。評価観点は、1) 「女性の従業員アンケートの結果」、2) 「女性社員が活躍するための企業施策・プログラム」、3) 「女性従業員比率などの基本会社データ」の3つです。

<アメリカン・エキスプレスについて>www.americanexpress.jp 
1850年に米国ニューヨーク州にて創立したグローバル・サービス・カンパニーです。個人のお客様向けには多様なライフスタイルをサポートする商品やサービスをお届けし、法人のお客様向けには経営の効率化を実現しうる経費管理やデータ分析のツールを提供し、大規模/中堅企業や中小企業、個人事業主にいたるまで幅広いビジネスの成長を支援しています。日本では、1917年(大正6年)に横浜に支店を開設して事業を開始し、現在では世界180以上の国や地域に広がる独自の加盟店ネットワークとトラベル・サービス拠点を通じ、最高品質のサービスを提供しています。また、アメリカン・エキスプレスのカードは、JCBとの提携により、従来からのホテル、レストランや小売店などに加え、公共料金からスーパーマーケット、ドラッグストアなど日々の生活で使えるお店が拡大しています。