メットライフ生命の社員ボランティアが第三の居場所の子ども・保護者にお金の大切さをレクチャー

メットライフ生命のプレスリリース

メットライフ生命保険株式会社(代表執行役 会長 社長 最高経営責任者 ディルク・オステイン、以下「メットライフ生命」)と、日本財団(東京都港区、会長 笹川陽平)は、「メットライフ財団×日本財団 高齢者・子どもの豊かな居場所プログラム」*1の一環として、特定非営利活動法人Creer (徳島県徳島市、代表理事 原田昭仁、以下「Creer」)とともに、2023年2月25日(土)に金融教育ワークショップを開催しました。

 

本ワークショップは、メットライフ生命の社員が講師となり、日本財団が助成しNPO法人Creerが運営する子ども第三の居場所「徳島万代クレエール」*2で開催したもので、同施設を利用している未就学児~小学生とその保護者の約60名が参加しました。

「徳島万代クレエール」では、放課後の子どもの居場所として、無料で食事提供や学習支援、調理実習、音楽活動などを行っています。利用者はひとり親家庭など、生活に困難をかかえる世帯が多く含まれます。今回のワークショップは、居場所を利用する子どもや保護者に、お金の大切さや、お金を得ることの難しさ、食品や商品を作って販売するまでにかかわる多くの人や食材に感謝する心などを学んでもらうことを目的に開催しました。また、保護者に対してはお小遣いの渡し方等についてレクチャーを行い、お金の使い方への理解を深めました。

Creer代表理事 原田昭仁氏は、「様々な背景から困難な状況にある家庭と子ども達にとって、お金の大切さや使い方を理解する金融教育は、未来につながる重要な学びの機会であり、今回メットライフ生命の皆さんが実施いただいたワークショップは、小さな子ども達にもわかりやすい内容だっただけでなく、保護者の皆さまにとっても行動変容を考える良いきっかけになった。」とコメントしました。

メットライフ生命と日本財団は、超高齢社会と子どもの課題に取り組むことで、誰一人取り残さない持続可能な社会の構築を目指しています。

 

 *1 「メットライフ財団×日本財団 高齢者・子どもの豊かな居場所プログラム」は、メットライフ財団から日本財団への約4億円の寄付により、2021年9月に開始。人生の最期を豊かに暮らすための「高齢者ホスピス」と困難な状況にある子どものための施設「子ども第三の居場所」の開設を通して、豊かな地域社会の創造に寄与するものです。3年間で、「高齢者ホスピス」と「子ども第三の居場所」を12カ所開設する予定です。また、メットライフ生命の社員は、日本財団が展開する全国の高齢者および子ども向け施設におけるボランティア活動を通じて、豊かな地域社会づくりに貢献して参ります。

*2 日本財団が運営する全国143カ所(2023年1月末時点)の子ども第三の居場所の中で、徳島県にある3拠点のうちの一つ。今回のプログラムは、徳島県内の子ども第三の居場所で初めて実施する金融教育プログラムです。
 

  •  子ども第三の居場所について:「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に143カ所設置され、全国500拠点の開設を目指しています。(2023年1月現在)https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place

メットライフ生命について
メットライフ生命は日本初の外資系生命保険会社として1973年に営業を開始し、現在は世界有数の生命保険グループ会社、米国メットライフの日本法人としてお客さまに常に寄り添い、最適な保障を選ぶお手伝いをしています。多様な販売チャネルを通じて、個人・法人のお客さまに対し幅広いリスクに対応できる、 革新的な商品の提供に努めていますhttps://www.metlife.co.jp

日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。 https://www.nippon-foundation.or.jp/

特定非営利活動法人 Creerについて
Creerは、徳島県徳島市において、子ども第三の居場所(コミュニティモデル)「徳島万代クレエール」を運営しています。徳島万代クレエールでは、未就学児~高校生の子どもを対象として、課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行う居場所です。2021年10月に開所し、現在約500名の子どもたちが登録し利用しています。障がい者が働くカフェが併設されている他、子ども食堂や、フードパントリー、子ども宅食、コンサート事業などを展開し、子どもたちが子どもらしくいられる居場所です。徳島万代クレエールは日本財団の助成を受けて運営しています。 http://www.creer.or.jp