株式会社ベクトルのプレスリリース
日本型の終身雇用制度は崩壊したとも言われていますが、それを裏付けるかのように、転職する人の数は増える一方です。
そこで今回は転職経験のある男女500人から、転職に関するアンケート調査を実施しました。本気で転職を考えている方、今の職場に何となく不満を感じている方も、ぜひこのアンケート結果を参考にしてみてくださいね。
■回答者の属性
今回のアンケートに答えてくれた方の、年齢や性別の割合は以下の通りです。
■転職先の決め手第1位は「仕事内容」
いくら今の職場に不満があっても、転職先が決めまらなければ行動に移すことはできません。そこで転職経験者の方に「転職先の決め手はなんでしたか?」と尋ねたところ、第1位は「仕事内容」でした。
2位が「休日休暇が希望にあう」、3位が「勤務時間がよい」、5位が「希望の通勤地」と、いずれもライフワークバランスを重要視する回答が上位に上がっています。
【その他の回答】
- 在宅勤務ができる
- 時短勤務が可能だったため
- オフィス環境が良い
- ブラックな働き方でない企業、収入は二の次
- 楽そうだったから
■転職をしたいと思った「きっかけ」第1位は「人間関係」
次に転職をしたいと思った「きっかけ」を尋ねてみると、第1位が「人間関係」でした。転職には至っていなくても、この結果に賛同する方は多いのではないでしょうか?
人間関係の悩みだけでも、転職の動機としては十分なんですね。ただしこの問いは複数回答ありなので、人間関係と職場環境の両方に悩みを抱えていた方も多いようです。
これについては最後の「前職を辞めた1番の理由」の記述式回答も、ぜひご参照ください。
【その他の回答】
- 持ち帰りの仕事量が多い
- サービス残業、サービス出勤が多すぎた
- 仕事量が多い
- 休日や帰宅後も仕事のことを考えなければいけないことにストレスを感じていた
- 拘束時間が長過ぎた
- 祝日休みが無くなり出勤日数が増えることになった為
- 仕事が忙しすぎた
- 終業時間が遅い
- 業務内容が勤務形態に見合わない
- ライフワークバランスがとれない環境だったため
- やりたくない仕事を突然任されるようになった為
- 不安定な仕事環境だった
- キャリアアップの為
- 子供ができたため、子育てしやすい環境を整えたいと思ったから
- 新しい別の業界で新たに学び経験を積みたいから
- 社長の態度
- 年をとっても続けられる職種ではなかったから
- 体力的にしんどい仕事だったため
- 職務内容(入ってみたら想像と違っていた)
■転職について相談した方は77%
もしもあなたが1人で悩んでいたら、次の回答結果が参考になると思います。「転職について誰かに相談しましたか?」と伺ったところ、「相談した」と答えた方は77%でした。
逆に引き止められるにせよ、誰かに相談した方が決断はしやすいのかもしれません。
「誰に相談しましたか?」という問いに対しては、複数回答で「配偶者」「友人」「親」が1位・2位・3位で、ほぼ同着です。
「転職エージェント」が4位、「ハローワーク担当者」が6位で、相談相手に専門家を選ぶ人は意外と少ないということがわかります。
■前職を辞めた1番の理由は?気になる回答
最後に「前職を辞めた1番の理由」を記述式で回答頂きましたので、一部抜粋してご紹介します。
【前職を辞めた1番の理由】
- 倒産しそうだったから
- 会社存続の危機を感じた
- 人間関係が悪かった
- 上司に嫌われた
- 上司からのパワハラ
- 同僚からのモラハラ
- 上司からのセクハラ
- メンタルを病んだ
- ストレスで体を壊した
- 仕事内容の割に給与が少ない
- 仕事が楽しくなく、職場の雰囲気も悪かった
- やりがいを感じなかった
- 何年働いても正社員になれなかった
- 人事異動が受け入れられなかった
- ライフスタイルに合わない雇用条件に変更された
- コロナでまともに働けなくなった
- 身内の介護をする必要から
- 産休がとりにくい
- 産後は働けなさそう
- 休みがとれない
- 本業に専念できる環境になった
- 経験やスキルが活かせない
- 人生に後悔をしたくなかったので
- 自分のスキルアップのため
- 尊敬できる人がいない
今回ご回答頂いた方の中には、前職に自分から見切りをつけた、先見の明のある方もいらっしゃいました。
大多数の方が職場環境への不満を上げていますが、出産など自分自身のライフスタイルが変化した結果、前職が合わなくなった方も多かった印象です。
でもやはり一番多く見られたのは、人間関係など人に関わる悩みです。それが原因で体調を壊した方もいますので、我慢しすぎは禁物です。
職場のハラスメントについては、人に聞いてもらって初めておかしいと気づけたという回答もありました。誰かに相談することは大切ですね。
入社した時は転職など想定していない方が殆どでしょう。実際に働いてみないと、職場の問題には気付けないものです。
しかし今の職場に不満を感じていない方も、将来的に自分自身のライフスタイルが変化すれば、転職について考えるようになる可能性はあります。
またある日突然、あなたの大事な人から転職の相談を受けるかもしれません。今回のアンケート結果が、そんな時のお役に立てれば幸いです。
調査概要
調査日:2022年12月16日~2022年12月22日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査対象:転職経験がある方
調査人数:500人
■株式会社ベクトルについて
人事のトータルソリューション企業として、人事コンサルティング事業をはじめ、人材紹介事業、採用支援事業など、さまざまな事業を展開しています。
さまざまな悩みを解決に導く情報メディア「解決!ナビゲーター」(https://www.vector-up.com/media/ )を運営。看護師に向けて転職情報の紹介(https://www.vector-up.com/media/nurse-tenshoku/ )など、仕事に悩みがある人に向けて参考になる情報を掲載しています。
お金の悩みを解決できる有益情報お金を借りる方法(https://www.vector-up.com/media/okane-kariru/ )や数多くのクレジットカードの中から、自分に合った最良のクレジットカードが見つかるおすすめのクレジットカード情報(https://www.vector-up.com/media/creditcard/)、借金の返済に困っている方に、借金減額の仕組み(https://www.vector-up.com/media/debt-reliefsystem/)についても提供しています