阿蘇くまもと空港リムジンバスにVisaのタッチ決済導入

ビザ・ワールドワイドのプレスリリース

 九州産交バス株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:岩﨑 司晃、以下「九産交バス」)、産交バス株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:久本 正則、以下「産交バス」)、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦、以下「三井住友カード」)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン、以下「Visa」)、株式会社小田原機器(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:丸山 明義、以下「小田原機器」)、株式会社井浦商会(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:井浦 正之)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)は阿蘇くまもと空港の新旅客ターミナルビルの開業にあわせて、2023年3月6日より空港リムジンバスにVisaのタッチ決済を導入することを発表いたします。

 

 今回、九産交バスおよび産交バスでは、2023年3月23日の阿蘇くまもと空港の新旅客ターミナルのオープンにあわせ、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、Visaのタッチ決済を導入いたします。(熊本県においては、既に熊本市電が実証実験中)

 従来はクレジットカードにて空港リムジンバス利用する際は、事前に券売機で購入し、乗車する必要がありましたが、非接触・チャージ不要での乗車サービスを提供することで、地域の方や国内外からの空港利用者の利便性向上を図り、公共交通利用促進を進めてまいります。

 

<車内でのご利用方法>

<タッチ決済乗降履歴確認方法>
 交通事業者向け決済及び認証のプラットフォームを提供するQUADRACのQ-moveサイト(https://q-move.info/)にアクセスいただき、「マイページ」の会員登録手続きの後ご覧いただけます。

<Visaのタッチ決済について>
Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、スマホ等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要(※)で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。ご利用頂ける店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設など、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。既に海外では広く普及しており、全世界のVisaの対面取引の50%がタッチ決済で行われております。また、国内のVisaのタッチ決済対応カードの発行枚数は、約9,300万枚、ご利用可能な端末数も約170万台となっており(2022年12月末現在)、公共交通機関では、既に世界615以上の公共交通機関で導入されております。
(※)一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります。

<stera transit について>

 決済プラットフォーム「stera」は、キャッシュレス導入に際した課題を解決するため、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームです。
 「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用した公共交通機関向けソリューションです。現金・事前チャージの必要がないという消費者の「利便性向上」に加え、「感染症予防対策」「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済促進」など、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されます。また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用できます。今後も、全国各地で導入を予定しております。

<各社の役割>

九産交バス株式会社
産交バス株式会社
路線バスの運行
三井住友カード株式会社 プロジェクト総括、キャッシュレス導入支援、
steraプラットフォーム提供(stera transit)
ビザ・ワールドワイド Visaのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション
株式会社小田原機器
株式会社井浦商会
Visaのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション
QUADRAC株式会社 交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム
“Q-move”の提供

 

今後も、お客さまにより安全で利便性の高い決済手段を提供し、更なるキャッシュレス化の推進に努めてまいります。